県知事選挙勝利をめざす決起集会
2023年2月27日、平和で明るい神奈川県政をつくる会主催の県知事選勝利をめざす決起集会が500人の参加で関内ホールで開催されました。
最初に、新日本婦人の会神奈川県本部長の田中由美子さんが、「昨日の桜木町駅前広場での神奈川県政一揆パレードには150人が参加し、岸さんも参加して発言されました。みんなの力で岸さんを県知事に当選させましょう」と開会挨拶しました。
山田事務局長の経過報告と候補者紹介、行動提起
次いで、山田浩文事務局長が、以下のように、経過報告と候補者紹介、行動提起をしました。「現知事はコロナ禍で自宅療法など自己責任を強要し、県独自の対策を怠り、財政調査基金を貯め込んだ。私たちの要求を掲げて知事選に取り組むことが、実現に向けた大きな一歩になる。200万票をめざし、明るい会の構成員1人が10人と対話し、支持を拡大しよう。3月4日から18日まで事前キャラバンと150カ所での街頭宣伝に、3月19日には全県100カ所でいっせい行動に取り組もう。選挙後は、3月25日、4月2日と8日に集中宣伝しよう。ホームページ、公式ライン、ツイッターなども活用しよう」。
その後、日本共産党の神奈川県会議員予定候補13名が紹介され、登壇して大きな拍手を受けました。
小池晃さんの情勢報告
日本共産党書記局長の小池晃さんは、次のような情勢報告をしました。「黒岩県政で神奈川は病床数、保健師、看護師、医師数など、全て全国最下位クラスだ。県の財政力は全国3位でこれを生かせば、医療体制や医療費助成の拡充、学校給食の無償化は十分できる。現知事は安保3文書を「県民の安全に寄与する」と称賛し、岸田政権の大軍拡・敵基地攻撃能力の保有を進めようとしている。岸知事の誕生で、米軍基地の縮小・撤去、化石燃料や原発に頼らない再生可能エネルギー100％の神奈川を実現しよう」。
次いで、応援アピールとして、横須賀ピールパワーの相楽順子さんから、映画「グレタひとりぼっちの挑戦」の上映会を岸さんが中心となって1000名以上の参加で成功させたことなどが紹介されました。かながわ市民連絡会の林立彦さん（9区）は白熊のコスチュームで、岸さんも参加している月1回全体会を紹介し、前回のKanagawa Rebornのように応援したいとアピールしました。
岸牧子予定候補の決意表明「戦争の準備でなく、平和の準備を」
予定候補の岸牧子さんは、県知事選にあたって、以下のように決意表明しました。「大量のCO2を出す石炭火力発電所建設は気候危機を促進するもので許せない。原発に頼らず、省エネも進め、再エネルギー100％の神奈川を実現したい。米軍基地容認の現知事は、戦争の準備をしている。憲法で保障された地方自治の力を生かして、政府と米国にはっきりとものを言い、県民の命と財産を守る平和の連帯と防波堤をつくりたい。この選挙で、戦争の準備をする知事でなく、平和の準備をする知事の誕生を実現しよう」。
最後に岸さんは小池さんと手をつなぎ、参加者の大きな拍手をあびました。なんとしても平和の準備をする県知事を誕生させたいという決意みなぎる集会となりました。
